10-11 Sat. – 10.26 Sun., 2025
PAGIC Galleryでは嶋本丈士の個展を開催いたします。
写真家としてスケートボードやミューラルカルチャーを中心に多くのファンを持つ嶋本には、様々な側面が存在します。
中でも「旅」というスパイスは、嶋本を構築する上で最も重要な根幹を担うと言っても過言ではありません。
彼が切り取る「瞬間」の醍期味は、鮮やかにめいて去ってゆく一瞬の躍動と色気にあります。旅先で遭遇する「偶然」と「出会い」は、まるでそれが運命であるかのように彼の元へ集い、ドラマティックな日常の一コマとして閉じ込められるのです。
嶋本が目にした旅の光景たちが、初台の小さなホワイトキューブに力強く広がります。どうぞご高覧ください。
10月19日(日)14:00~
嶋本丈士 with s+artsディレクター 山本斐沙
要応募・申込期限:2025年10月17日(金)
応募フォーム https://forms.gle/eeAQgqDK295EB3rT9
嶋本丈士 Joji Shimamoto
高校で写真を学び、2007年にサンフランシスコのAcademy of Art University 写真科を卒業。以降、数々の写真展を企画・開催。作品はその場の空気や時間の流れを感じさせ、観る者の感性を呼び覚ます。
まだ見ぬ世界を求めて旅をするのが好きだ。フィリピン、ベトナム、インドーその土地の日常は、いつもの日常とは異なり刺激的で、新しい景色が立ち現れる。
それは偶然の光、行き交う人の一瞬の表情、街に刻まれた記憶の断片。カメラはその「別の視点」を導くガイドのように働き、私たちを見慣れた景色の奥へと連れていく。
この展示では、旅先や都市の日常の中で切り取られたイメージを通して、「導かれずに、導かれる」ような体験を共有したいと思う。偶然の一瞬の中には無限のストーリーが広がっている。その一瞬は、あなた自身の人生にささやかな彩りや新しい気づきをもたらすかもしれない。Joji Shimamoto
Joji Shimamoto オリジナル・パスポートカバー 全4種
受注期間:10月11日(土)〜10月26日(日)
写真は参考です。実際の商品とは微妙に異なる場合がございます。

09-13 Sat. – 09.28 Sun., 2025
PAGIC Galleryは、中川彩香個展「うつくしいかたち ─白い楽園─」を開催いたします。
生命が織り成す生態系のエネルギーをインスピレーションとする中川は、鮮やかな絵具と刺繍を用いて自然のモチーフをアイコニックに描く作品を発表するほか、書籍や広告へのイラストレーション提供を行なっています。
本展では支持体となる布は用いず、白い糸とリボンの刺繍で繊細な生態を細部まで表現した作品を展示いたします。
ミシンによるフリースタイル刺繍技法を用いて制作される本作品は、糸を絡ませることによって形が生まれます。この行為によって、植物が葉脈を通して栄養を運び、生物が細胞に命を巡らせ生きている要素を抽出し、繊細でありながら、力強く生命を感じさせる技法として作者に共鳴しています。
太陽の光を浴び、雨水を吸い込み、土の中から栄養を得て育つ植物たち、地下深くに広がる菌のネットワークから顔を覗かせる不思議な形のキノコたち。ひとつひとつの植物や生き物を、糸で絡ませながら作り上げ、増殖させることで構築される───「白い楽園」というひとつの生態系の中に迷い込むような感覚をご堪能ください。
Artist
中川彩香 Ayaka Nakagawa
神奈川県生まれ。多摩美術大学デザイン科染織デザイン専攻卒業。大学在学中からイラストレーターとして活動。卒業後、バッグデザイナー、デザイン専門学校講師、商品企画、 デザイナーを経てフリーランスのイラストレーターとして制作活動中。主に、帆布を紙の代わりにアクリルペイントで絵を描き、ペンの代わりにフリーハンドでミシン刺繍を施した、オリジナル技法で制作。広告、雑誌、ロゴ、デザインなど様々な媒体で活動中。
Photo by Yojiro Kuroyanagi
08-09 Sat. – 08.31 Sun., 2025
三木サチコは、ヒトの形に強く惹かれ、制作を続ける。
それは単なる外観ではなく、意識や記憶、経験といった目に見えない領域と密接に絡み、影響し合う。
三木の観察によって、ヒトの可視像と不可視像は互いに重なって調和を成したり、反対に肉体とそれが内包するものにギャップを浮き上がらせる。しかし一見すると離れて見える要素も、深いところで繋がっていることに気づく。
本展では、そういった多面的なスケッチによってヒトの形をより大きな「生」の流れの一部として捉え、新たな視点や素材を加えて制作した。「BIWAKO BIENNALE 2025 -流転-」のテーマと強く共鳴し、流れゆく時間の中でヒトの在り様を問い続ける試みである。
三木サチコ
Sachiko Miki
1974 年群馬県生まれ。2001 年東京造形大学 ( 彫刻 ) 研究生修了。主な個展に「星の種を蒔く人々」(ギャラリー椿、東京、2024)、「Overcoming」(ギャラリー椿、東京、2022)、「TWINS?」(ギャラリー椿、東京、2020)、「境界域 -Boundary zone-」(CASHI、東京、2017)、「The Visitor」(Transmission Gallery、カリフォルニア、2017)、グループ展に「玉島コラージュ」(遊美工房、岡山、2023)、「国際芸術祭BIWAKO BIENNALE 2022 -起源-origin-」(近江八幡市内・彦根市内、滋賀、2022)、「国際芸術祭BIWAKO BIENNALE 2020 -森羅万象-cosmic dance-」(近江八幡市内・彦根市内、滋賀、2020、「第 5 回日米国際作家交流展 -Crosscurrent-」(東京都美術館、東京、2019)、アーティストインレジデンスで、SECRET ROOMS(フィンランド、2024)、「Fresh Winds #6」(アイスランド、2020)など。
Pre BIWAKO biennale 2025 × PAGIC Gallery
国際芸術祭BIWAKOビエンナーレ2025|International Art Festibal BIWAKO BIENNALE 2025
主催:国際芸術祭BIWAKOビエンナーレ実行委員会、文化庁/独立行政法人日本芸術文化振興会、PAGIC Gallery
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